「決算書読める化」プロジェクト


   [キャッシュフロー計算書]




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3.キャッシュフロー計算書の基本原理

会計の基本原理を応用するとキャッシュフロー計算書の理解が容易になります。 ここでは会計の基本原理を応用したキャッシュフロー計算書の基本原理について 解説させていただきます。

貸借対照表の左側(=資産)の合計金額と右側(=負債・純資産)の合計は 必ず等しくなります。

    資産=負債+純資産

これを貸借対照表等式と言います。これを少し書き換えると

     現金・預金+その他資産=負債+純資産

これを変形すると

     現金・預金=負債+純資産−その他資産

となります。この等式が、キャッシュフロー計算書の基本原理です。 この基本原理により、
負債が増加   ⇒ キャッシュ増加
純資産が増加  ⇒ キャッシュ増加
その他資産増加 ⇒ キャッシュ減少
ということになります。
なお、純資産は利益が発生すると増加します。もちろん赤字だと減少します。また 配当金を支払うと減少します。自己株式を買い取っても減少します。
その他資産は現金・預金以外のすべての資産(受取手形、売掛金、商品、製品、建物、 機械、土地、投資有価証券、敷金など)です。売掛金を回収すると「その他資産」は減少しますが 現金・預金は増加するという理屈です。

キャッシュフロー計算書の基本原理である等式は覚えにくいので 貸借対照表等式を覚えるようにすればよいでしょう。

2020/2/15


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